カラマーゾフの兄弟


P22
糾明:罪や不正を糾問し、真相を明らかにすること。「罪状を―する」
P28
相伴(しょうばん):連れ立って行くこと。
P42
後添え:妻と死別または離別した男が、後につれそった妻。後妻(ごさい)。うわなり。のちづれ。のちぞえ。
P54
披瀝:心の中を包み隠さずに打ち明けること。「本心を―する」
P54
峻厳:非常にきびしいこと。また、そのさま。「―な態度で臨む」[類語] 厳しい
P64
聖餐:パンとぶどう酒を会衆に分けるキリスト教の儀式。
P80
寓話:擬人化した動物などを主人公に、教訓や風刺を織りこんだ物語。「イソップの―」
P81
情誼:人とつきあう上での人情や誠意。「―に厚い人」
P86
放埒(ほうらつ):勝手気ままでしまりのないこと。また、そのさま。「―な文章」「―な行動をとる」
P102
愁い(うれい):嘆き悲しむこと。憂鬱(ゆううつ)で心が晴れないこと。うれえ。「―に沈んだ顔」
P117
慄然(りつぜん):恐れおののくさま。恐ろしさにぞっとするさま。「もし火事になっていたらと―とする」
P130
称揚:ほめたたえること。称賛。「善行を―する」[類語] 褒める
P144
猥雑:ごたごたと入り乱れていること。また、そのさま。「―な裏町」
P149
貪婪(どんらん):ひどく欲が深いこと。また、そのさま。貪欲。たんらん。「―に利益をむさぼる」「―な知識欲」
P154
反駁(はんばく):他人の主張や批判に対して論じ返すこと。反論。「例をあげて―する」
P159
湯灌(ゆかん):仏葬で、死体を棺に納める前に湯水でぬぐい清めること。湯洗い。
P167
斎戒:祭りを執り行うなど、神聖な仕事に従う者が、飲食や行動を慎み、心身を清めること。物忌み。潔斎。「―して神事に就く」
P170
心服:心から尊敬して従うこと。「師として慕い、―する」
P191
ものうげ(物憂げ):なんとなく心が晴れ晴れしない。だるくておっくうである。
P199
利殖:利子・配当金などによって財産をふやすこと。「―の才」「株で―する」
P200
吝嗇(りんしょく):ひどく物惜しみをすること。また、そのさま。けち。「―な人」
P245
荘重(そうちょう):おごそかで重々しいこと。また、そのさま。「―な式典」
P260
まんじり:ちょっと眠るさま。ふつう打消しの語を伴って用いる。
P261
侍僕:?
P280
更紗(さらさ):主に木綿地に、人物・花・鳥獣などの模様を多色で染め出したもの。
P290
高邁:志などがたかく、衆にぬきんでていること。また、そのさま。「―な精神」「―な理想に燃える」[派生] こうまいさ[名]
P297
しゃちこばる:「しゃちほこばる」の音変化。「緊張して―・る」
P304
払底(ふってい):すっかりなくなること。乏しくなること。また、そのさま。「人材が―している」
P401
鷹揚(おうよう):小さなことにこだわらずゆったりとしているさま。おっとりとして上品なさま。
P416
貞淑:女性の操がかたく、しとやかなこと。また、そのさま。「―な生涯」[派生] ていしゅくさ[名]
P427
しかつめらしく:まじめくさっていて堅苦しい。もっともらしい。
P435
やにわに:いきなり。突然。だしぬけに。
P451
徽章(きしょう):職業・身分・所属などを示すために帽子や衣服などにつけるしるし。バッジ。
P458
慎重居士(しんちょうこじ):何事に軽々しく行動せず、深く考慮してから行動する人のこと。
P538
さげすみ:さげすむこと。軽蔑。「―の目で見る」
P608
忌避(きひ):訴訟事件に関して、裁判官や裁判所書記官に不公正なことをされるおそれのある場合に、当事者の申し立てにより、その者を事件の職務執行から排除すること。また、そのための申し立てをすること。→回避 →除斥